施設紹介
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医療機器

当院では、検査体制充実のため、いち早く先進的な医療機器を設置するよう努めています。

高感度インフルエンザ迅速診断キット・分析装置

発熱患者さんの検査について

発熱、感冒症状があって来院された場合、新型コロナやインフルエンザを疑って検査するには一般的には抗原検査キットを使用する機会が多いと思います。今は両方同時にわかるものもあります。手軽にできる検査なので当院でもよく使いますが、欠点は、発症から検査までの時間が短すぎると感染していても陽性にでないことがある、という点です。発熱を認めてから最低でも12時間、それより長くなればなるほど陽性になる率があがります。 しかしそうはいってもどんな時間に来院されるかは患者さん次第、というところもありますので、下記のような検査も取り入れて、より検出精度を高めるように努力しています。

いむた内科 高感度インフルエンザ 分析装置
クイックチェイサーAUTO (ミズホメディー社製)
以前から当院で利用しているインフルエンザ抗原検査装置です。写真の現像技術(銀増幅)を用いた高感度の試薬と専用の機器(デンシトメトリー分析装置)を使用したものです。抗原検査ではあるのですが、一般的な検査キットよりもより正確な判定ができるようになっています。


ID NOW (Abbott社製)
ID NOW (Abbott社製)
新型コロナウィルス(COVID-19)流行後、導入したものになります。PCR法と同じように核酸増幅技術を利用したNEAR法(等温核酸増幅法)という手法を用いています。メリットとしては、通常の抗原検査よりもより早期に、発症12時間以内でも検出感度が高いことです。またPCR法に近い精度がありながら、検査結果がでるまでが約6分から13分と早いことで、医療現場でリアルタイムに方針をたてることができます。当院では主には新型コロナの検出に使っていますが、同じ鼻腔からとった検体でインフルエンザの検出(*)にも用いることができます。
*インフルエンザに使用する場合は全員が対象ではなく、高齢や基礎疾患があってリスクの高い方などが対象となっています。対象にならない方で、まだ発症からの時間がたっていない方のインフルエンザ診断をおこなうときは、上記のクイックチェイサーを利用しています。

心電図検査機器

ID NOW (Abbott社製)
Holter心電図検査(LOTUS HEART 豊田通商)
・1日~数日間にわたり日常生活における心電図を記録することで、通常の心電図検査では発見しにくい脈の乱れ(不整脈)を検出し、早期の治療を可能にする検査です。
・当院では従来のホルター心電計に比べ、非常にコンパクトな心電計(LOTUS HEART)を導入しており、ご負担少なく、普段通りの生活を送りながら検査を受けていただけます。
・従来のものでは記録できるのは24時間で、たまたま症状がなかったら空振りに終わってしまうことも多かったですが、LOYUS HEARTは数日分のデータがとれるため、不整脈検出の可能性が高くなります。また貼る電極も少ないのですっきりしているのもメリットです。
*狭心症のような虚血性心疾患の精査をするような場合には従来型のほうがよくわかる場合もありますので、何を調べたいかという目的によって使い分けたほうがいいと思います。

X線撮影装置

いむた内科 レントゲン
一般的なレントゲン装置です。

超音波診断装置(エコー)

いむた内科 エコー
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GE製 LOGIQ PS

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超音波診断装置は、超音波を体に当ててその反響を画像として表示する検査装置です。
当院では腹部エコー、頸動脈エコー、心エコー、末梢血管エコーなどを実施しております。特に、頸動脈エコーは体表近くを走行する頸動脈に超音波を当て、動脈硬化の程度を直接目でみることのできる検査です。頸動脈は、全身の動脈の代表として評価できますので、全身の動脈硬化がどれくらい進んでいるかを推測することができます。頸動脈エコーは脳卒中予防のためにも重要です。高血圧、糖尿病、脂質異常症、メタボリック症候群、慢性腎臓病の方々には是非受けて頂きたい検査です。

血圧脈波検査装置

いむた内科 血圧脈波検査装置
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フクダ電子製 VaSera VS-1500Aシリーズ

動脈硬化の指標を測定し、動脈硬化の早期発見、生活習慣病の予防に役立てます。 また、末梢動脈疾患の鑑別診断も行うことができます。

筋電図・誘発電位検査装置

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日本光電製 MEB-9400シリーズ ニューロパックS1

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自発的、意図的または刺激によって神経や筋線維から生じる微弱な生体信号を測定することができる装置です。 電気・音・光の刺激装置を装備し、筋電図検査、神経伝導検査、脳誘発反応検査などに対応した検査項目によって生体電位を計測、分析し、診断に役立てます。

末梢神経伝導速度検査
上肢や下肢の中を走行する神経の離れた2点を刺激して伝わる電気信号を測定します。手足の筋力の低下などの感覚の障害を測定するのに重要な検査です。
筋電図検査
筋肉に力が入らない、筋肉がやせてきたといったときにおこなう検査です。細い針状の電極を筋肉に少し刺して、筋肉から発せられる微弱な電位を計測します。それによって、筋力低下・筋萎縮の原因が、筋肉自体にあるのか、筋肉を動かす神経にあるのかを診断します。

注)これらの検査は最近では当院ではあまり行わなくなりました。もともとかなり痛みも伴いまた時間もかかる検査であり、こういった患者さんは他の検査も並行しておこなって慎重に診断したほうがいい場合が多いからです。高次の専門医療機関で、より総合的に診断していただくほうが患者さんご自身もより納得しやすいのではないかと考えることが多くなってきました。そのあたりは当院で診察して判断して、適切な医療機関ご紹介するよう心がけております。

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